私が幼児サークルに参加し始めてかれこれ4年ほど経ちますが、色々な形式や先生方を経て今のようになってから8年程になります。子供の数が多かった時は3人の先生方に教えて頂いた時期もあったそうですが、ここ数年は1人の先生に2クラス看てもらっています。
 幼児サークルは毎月2回土曜日に行っています(先生の都合や補習校の行事を考慮して、日程を決定しその都度参加者にメールで連絡。)まず9時15分から年長クラス(5-6歳児)が始まり、10時から10時15分までの休憩時間のあと、11時まで今度は年少クラス(3-4歳児)へと続きます。
 先生が毎回その日のテーマをしっかり決めてきて下さって、年少、年長クラスそれぞれのレベルにあった課題を子供達に与えています。クラスではもちろん日本の行事にちなんだもの(例、子供の日の鯉のぼりや七夕の日のお飾り等)に触れられる機会もたくさんあります。
 ざっとクラスの流れを紹介すると、まず読み聞かせから始ります。先生との会話を楽しみつつ、クラスの雰囲気も温まってきたところで、その日の課題(主に工作)にとりかかります。45分という限られた時間の中、それぞれ個性、日本語能力がバラバラな子供達を一つの課題に取り組ませまとめる事は決して簡単ではないと思いますが、明日香先生の力量で、日本語で遊ぶことの楽しさを子供達は感じてくれているようです。クラスが終わって、教室から出てくる子供達が自分の作った作品をいつも自慢げな顔で私達母親に見せに走ってくる姿がとても愛おしいです。

(ぽじょに・みな)