はじめまして。私たちのハンガリーよさこい連「純恋」は2018 年の2 月に設立されました。その時から、私たちにとってよさこいは「いきがい」みたいなものです。チームは徐々に広がっています。私たちの目的はよさこいで日本文化を広めることです。どうぞよろしくお願いします。
 よさこいをしらない人もたぶんいると思います。だから、ちょっとここでよさこいの歴史について書こうと思います。
 よさこいは1954 年に高知県で生まれた踊りです。その時からだんだん人気になりました。今は、よさこいは日本で最も人気なダンスの一つだそうです。
 よさこいの伝統的な楽器は「なるこ」というものです。元々、「なるこ」は稲田で鳥にたいして使ったものだったそうです。その後、楽器に変化しました。よさこいに必要な衣装は「はっぴ」と呼ばれています。これはガウンみたいなものです。色、絵柄、長さ、スタイルはチームによって違います。
 人々がよくよさこいを踊る機会はお祭りです。一番大きなよさこいまつりは高知県で開催される有名な「高知よさこい祭り」です。よさこいは、一言でいえば、非常に面白くて、勢いがよくて、伝統的な踊りだと思います。
 上に書いた通り、ハンガリーよさこい連「純恋」は2018 年の2月に設立されたチームです。チームの設立者はよさこいアンバサダー田中恵美子先生です。彼女は毎年高知県のよさこい祭りに国際よさこいチームを作って出場しています。
 最初、私たちはたった一つの踊りを学びました。その後もう一つ、そして、もう一つ。今は6 種類のダンスの振り付けができます。例えば、最も伝統的な、1954 年のよさこい祭りで踊られた「せいちょう」や、2018 年高知県のフェスティバルで桜舞ポーランド国際チームが踊った「きずな」などです。
 現在、「純恋」のリーダーは二人います。サボー・ヘンリエッタさんと、私、モハーチ・エステルです。チームには現在15 人のメンバーがいます。毎週木曜日、みんなで一緒に練習しています。
 私たちのチームは今まで多くのイベントに参加することができました。ハンガリーで行われる最も大きなアニメ・漫画イベントであるモンドコンでは3 回も踊りました。
 春は、日本語スピーチコンテストとこどもの日のイベントに参加しました。
 夏は、ポーランドの「桜舞ポーランド」というよさこいチームが私たちをワルシャワに招待してくれました。それで、ハンガリーよさこいチーム純恋はポーランドに行って、ワルシャワで開催されたお祭りで桜舞ポーランドのチームと一緒に踊ることができました。夏の終わりのある日、チーム・ビルディングを行いました。その時は、ブダペストの有名な、人気がある名所でフラッシュモブをしました。例えば、ハンガリーの国会議事堂の前、聖イシュトヴァーン大聖堂の前、マルギット島などで踊りました。
 秋は、ファンタジーエキスポというイベントに出ました。その後、また一緒に踊るために桜舞ポーランドを秋のモンドコンに誘いました。合同で踊るのはすばらしかったです。冬が来たとき、私たちは新しいダンスを勉強し始め、新しいメンバーを募集する目的で、多くのワークショップを開催しました。例えば、ELTE でも、国際交流基金ブダペスト日本文化センターでもワークショップをしました。
 結束力を強めるためにたくさんコミュニティ・プログラムも行っています。例えば、厳しい練習の後で一緒にアイスを食べに行ったり、12 月6 日にサンタクロースの日を祝ったりしました。
 また、SNS もできるだけ利用するようにしています。フェイスブックやインスタグラムやユーチューブでも私たちハンガリーよさこい連 純恋 を見つけることができます。
 私たちの目的はよさこいを通して日本文化を広めることです。ハンガリーよさこいチーム、純恋は頑張りますから、時間とやる気があれば 、ぜひ踊りにきてください。
(モハーチ・エステル、チームリーダー)
https://www.facebook.com/sumireyosakoi/