ここ数年留学生の数が増えてきています。留学のジャンルは、音楽・医学・工業学・バレエ・民俗学・ハンガリー学科・ワイン製作法・スポーツなど様々な留学目的があるようです。留学にもいろいろなタイプがあり、フルタイムと言って1年生からもしくは編入学年から、現地の学生と同様のカリキュラムで卒業するもの、パートタイムと言って専門分野だけを習得し、特に正式な卒業(ディプロマ資格)を目的としていないもの、それから研修生・研究生と留学の目的にあったものが受けられるようです。
 留学先も昔はブダペストだけだったようですが、今やセゲド・ペーチ・デブレツェン・その他いろいろな都市での学校などの国際的な留学受け入れが増えているようです。留学生と言っても年齢は様々で、芸術系は14歳〜30歳。それ以外は大体19歳〜30歳前後だそうです。各自いろいろな思い・夢・野望を持ちながら、このハンガリーの地を踏み、いろいろな壁にぶつかりつつ目的に向かって、がんばっているようです。
 ここでの生活も様々でハンガリー語という特殊な言葉を少しずつ取得しながら、その一歩で英語にも力を入れていかなければならないと、あるいはその逆と、学校での専門分野以外にもやる事はたくさんあるようです。
 住居に関しても寮に住んでいる日本人学生は少数。借家での一人暮らしをしている学生が殆どの為、一人暮らしの生活を強いられるので、掃除・洗濯・料理・買い出しなど、なかなか四苦八苦しつつも楽しみながらクリアしているようです。
 いろいろな目的から、このハンガリーを選択した留学生達には、是非大いに楽しみ・専門分野をしっかりと取得して、ここに留学しなければ出来ない事、ここに留学していた皆さんにしか出来ない事を、是非、学んでいただいて、ハンガリー留学してよかったと思えるように今後に活かしていただければと思います。