昨年のナイキブダペストマラソンが、私達親子の初めてのレースでした。運動不足解消と子供達に体力をつけたいと参加したものの、予想以上に体力のない我が子に唖然。このままではいけないと、練習も私ばかり熱が入り、子供達の気持ちを聞く余裕はなかった。その結果、大会途中、長女は走るのがつらいと、棄権してしまう。
 距離が問題だったのではなく、娘達を励まし、一緒に頑張ろう!という私の気持ちが欠けていた。母親失格だ。レースの後は私の方が落ち込んだ。
 その後のレースから私は、最後に走るわが子の背中につくことにした。一人じゃない、一緒に頑張ろう!と。
 今年のレースは、主人と5歳の娘も参加。皆で完走。それが目標。決して止まらずに、自分のペースで走り切ろうと。
 昨年挫折した長女は、友達と一緒に走り、私達家族の中で、最初にゴールした。全員笑顔のゴール。家族と共に一歩前進できた気持ち。次の一歩もまた娘達と一緒に頑張りたい。